法事(〇回忌ごと)香典袋の書き方や種類!金額,お金の入れ方まで全て解決!

一周忌や3回忌、7回忌など、様々な種類のある法事ですが、皆さんは法事の際に持参する香典のマナーについてご存知ですか?香典袋の書き方や金額の相場、お金の入れ方、新札マナーまで、細かいところまで決まりがありますが、知らないとご遺族や故人にとって失礼にあたることもあります。

そこで今回は香典袋の表書きの書き方や種類の選び方、金額の相場やお金の入れ方まで徹底的にご紹介していきますよ。

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法事(一周忌・3周忌・7周忌・13周忌)香典袋の色の選び方は?

「法事」と一言で言っても、一周忌の場合と3周忌や7周忌、13周忌などの周忌数によって香典袋の水引の色が違うことがあります。自分が参列する法事の回忌数を確認し、その法事に合った色の水引が付いている香典袋を持参するようにしましょう。

香典袋の表書きは?ご仏前とご霊前の違い!

まず一般的に売られている香典袋には「御霊前」「御仏前」という表書きに分かれています。真ん中の文字が異なるだけで非常に似ているので、どちらを選ぶべきかついつい間違えてしまいそうですが、一度覚えてしまえば簡単なマナーですので覚えてしまいましょう。

仏教では四十九日を過ぎると故人は成仏して仏になるとされています。ですので、

  • お通夜やお葬式を含めて四十九日よりも前までに使う香典袋は「御霊前」
  • 四十九日忌法要からは「御仏前」

とするのが一般的です。

ですので一周忌の法事以降は「御仏前」の香典袋を用意するようにしましょうね。

香典袋は金額によっても使い分けが一般的!

一周忌・3回忌・7回忌・13回忌・17回忌・23回忌と年数が経てば、香典の金額も減ってきます。金額の相場については後述しますが、故人との関係性によって変わってきます。

ですが金額が

  • 【3千円~5千円】の時には、水引が事前に印刷されている(プリントされたデザインの)香典袋を使うのが一般的とされています。
  • 【1万円以上】の場合には水引が束になった香典袋を、
  • 【5万円以上】と高額になる場合には、中金封で、さらに水引も双銀など豪華なデザインのものを

選ぶことが多くなります。

法事の香典袋の色は?一周忌の場合

一周忌や一周忌以前の場合は、白黒双銀などの落ち着いた色の水引を選択するようにします。水引の結び方にもいろいろな種類がありますが、「固く結ばれ、二度と不幸を繰り返すことがないように」という願いを込めて「結びきり」を選ぶといいでしょう。

法事の香典袋の色は?3周忌・7周忌・13周忌の場合

3周忌・7周忌・13周忌など、3周忌以降の場合は、青白黄白などの色の水引を使用することができます。もちろん一周忌と同じく、黒白双銀の水引を選んでも構いません。京都では四十九日以降から、黄白の水引が付いた香典袋が用いられます。

全国的にも3周忌・7周忌・13周忌などでは黄白や青白の色の水引を用いることができますよ。ただし関東・関西によって異なるなど、地域性の違いも大きくあります。関東は特に水引の色の慣習がないことがほとんどです。黒白の水引を使うと無難ですよ。

上にも書いたように京都など関西では、地域によって黄白の水引が付いた香典袋がポピュラーです。

出典:http://www.mizuhikiya.com

ただし地域性が把握できない場合は、関東と同じように黒白か双銀の水引を使用すれば、失礼にはあたりませんよ。

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法事(一周忌・3周忌・7周忌・13周忌)金額の相場は?夫婦や孫の場合も知りたい!

包む香典の金額も、毎回迷ってしまうポイントではないでしょうか?施主の方にも、香典の金額は重要になってきますので、失礼のないような金額の香典を用意したいですよね。夫婦で参列する場合や、関係性が孫の場合など、それぞれのケースで見ていきましょう。

法事の金額の相場は?一周忌・3回忌の場合

一周忌と3回忌は主な法要として、行われることが多いものです。関係性によっても金額は異なりますが、以下のような金額の目安が多いようです。故人にとってのご自身の関係性に置き換えて、当てはめてください。

  • 子ども(親)…1~5万円
  • 兄弟・姉妹…1~5万円
  • 孫(祖父・祖母)…5千円~3万円
  • 甥・姪(叔父・叔母)…5千円~1万円
  • いとこなどその他の親戚…5千円~1万円
  • 友人・恩師・仕事関係者など…5千円~1万円

上記は目安であって、一周忌は行うけれど3回忌は行わないという場合や、欠席予定という場合は少し高めの金額で包むことが多いようです。

法事の金額の相場は?7回忌・13回忌など

7回忌や13回忌、またそれ以降は親族のみで行われることが多くなってきます。また遺族側も近年んでは7回忌・13回忌・23回忌など、毎回法事を行うことは少なくなってきました。親しい間柄の場合は、事前に香典の金額を打ち合わせる場合もあるようです。

  • 子ども(親)…1~3万円
  • 兄弟・姉妹…1~3万円
  • 孫(祖父・祖母)…5千円~1万円
  • 甥・姪(叔父・叔母)…5千円~1万円
  • いとこなどその他の親戚…5千円~1万円
  • 友人・恩師・仕事関係者など…5千円~1万円

時間が経つほど、金額の相場も下がってくるのが一般的です。好まれそうな供物を持ち寄って故人と共に楽しむというケースもあるようですので、状況に応じて出せるようにしておきましょう。

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法事の金額の相場は?法事の後に会食がある場合

法事の後にはお斎という食事や精進料理を食べる習慣があるところもあります。そういった会食が用意されている場合は、もちろん施主の負担も大きくなりますので、その分の金額も上乗せしてご香典に包むといいでしょう。

一般的には5千円~1万円を上乗せするのが適当ですが、大人分や子供分、さらに年齢や関係性などを考えながら、金額を決めると良いかもしれません。

法事の金額の相場は?夫婦で参列する場合

夫婦で参列する場合は、金額も倍になるのが一般的です。たとえば夫側の親戚の法事だった場合も、2人分の金額を包みましょう。夫婦で同じ金額になるように包むことが多いようです。たとえば一人一万円包む予定だった場合は、夫婦の連名で二万円ということになりますね。

法事の金額の相場は?孫の場合

孫が祖父母の法事に参列する場合、香典は包んだ方が良いのでしょうか?これは孫の所得によって、と言えるかもしれません。孫がまだ学生の場合は家族一同として出しても構いません。

しかしながら社会人として働いているのであれば、一人の人間として大切な祖父母を弔う気持ちを香典で表すことができます。

働いていたとしても、まだまだ金額に余裕がないことも多いでしょう。金額が少なかったとしても失礼にはあたりません。上記の相場を参考にしながら、自分にできる範囲で香典の金額を決めるといいですよ。

香典のお金は新札で大丈夫?マナーを押さえておこう!

香典の金額の注意点

法事の際に包む香典の金額には、マナーが存在します。

それは「4」「9」の入る金額を避けるということです。これは「死」や「苦」の連想を避けるためです。一周忌・3回忌・7回忌・13回忌など、回忌数に関わらず共通する注意点ですので、大人のマナーとして覚えておきましょう。

特に夫婦の場合は、「倍包む」ということだけにとらわれて、うっかり4万円や9万円にならないように注意が必要です。

法事の香典マナーは新札か?それとも旧札?

出典:https://syukatsulabo.jp

お葬式や通夜などの仏事では新札ではなく旧札を使う、というのが古くからのマナーとして伝わっています。

でも一周忌や3回忌などの法事では新札か、それとも旧札を使用するのがマナーなのか、分からない方も多いのではないでしょうか?

失礼があってはいけないと思うと、新札か旧札か迷ってしまいますよね。結論からいうと、現在では新札か旧札かという絶対的な決まりはないようです

そもそもなぜお葬式や通夜で旧札を使うのがマナーなのかというと、「急な知らせで新札が用意できませんでした」という気持ちを伝えるためなんです。

でも一周忌や3回忌などの場合は、事前に日時の連絡が入りますし、急な知らせとは言えません。そのためあまりにも古いお札や、汚れがひどいものは避けた方がいいかもしれません。現代では使い回しのお金を包むのは、という理由で新札を選ぶ方も多いようです。

ただし人によっては新札を用意することで、あまり良い印象を受けない方もいらっしゃいます。じゃあどうしたらいいの?と迷ってしまいますが、新札を一度軽く折って折目を付けるという方法が一番良いとされています。

折目は縦でも横でも問題ありません。何回も折ってしまうとヨレヨレになってしまいます。香典袋に入れる前に、縦か横に1回軽く折れば大丈夫ですよ。こうすればボロボロの旧札ではありませんし、かといって新札を使用する不快感も避けることができます。

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法事の香典袋、お金の向きやお金の入れ方の決まりは?

金額が決まったら、次はお金を香典袋に包んでいきます。この時に迷ってしまうのが、お金の向きやお金の入れ方です。細かいですが、香典のお金の抜きやお金の入れ方にはマナーがあります。明確なルールがあるというわけではありませんが、遺族に配慮したマナーとなっていますので、覚えておきましょう。

まずお金の向きですが、一般的には中袋を裏にして開けたときに、お札の表、つまり人物が描いてある面が上になるようにします。こうすると表から見たときに「顔のある方が見えないように」なるのです。

そしてお金の入れ方は人物が下に来るように入れます。複数枚お札を入れる際には、お金の向きをしっかり揃えておきましょう。↓↓

出典:https://www.best-manner.com/

地域差もありますし、気にしないという方もいらっしゃいますが、慣習を重んじる地域にお住まいの場合には特にお金の向きやお金の入れ方にも注意を払うようにしましょう。お金を中袋に入れたら、外包みで包んでいきます。

まず外包みを開き、中央に中包みを置きます。このときは背面が上になるようにしてください。そして左、右の順で外包みをかぶせていきます。さらに下、上の順で包みましょう。そして水引を元の通りに入れたら完成です。↓↓

出典:https://www.best-manner.com

中包みや中袋にも基本的には糊付けしません。上包みや香典袋にも糊付けは不要ですよ。

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法事(一周忌・3周忌・7周忌・13周忌・17回忌・23回忌)香典袋の書き方は?

では香典袋の書き方はどうなるのでしょうか?一般的に一周忌・3回忌・7回忌・13回忌・17回忌・23回忌とも、表書きは毛筆書きとされています。

ボールペンやサインペンは避けるようにしましょう。仏式や神式などによって表書きが異なってきます。

出典:Naverまとめ

仏教の場合、四十九日以降の法事・法要で使用する香典袋の書き方は宗派に関わらず「御仏前」が適しています。

ちなみに神式の場合は、神様を祀っていますので「御玉串料」や「御榊料」と書くのが一般的で、「御仏前」は使用しません。

さらにキリスト教式の場合は「御花料」と書いておくと、宗派に関わらず使用することができます。相手の宗派が分からないという場合もあるかもしれませんが、キリスト教式の場合は教会で行われるのが一般的なので分かりやすいですね。

氏名は下側の中央に書いていきましょう。大きさは、上段に書いた表書きよりも少し小さめの字で書くといいでしょう。

さらに中袋にも書き方があります。中袋とは香典袋の中に入れる袋のことです。中袋には住所や氏名、金額を書かなければいけません。まず中袋の表に漢数字で金額を記載します。漢数字はこちらを参考にしてください。

出典:https://www.best-manner.com/

金額は「金〇〇圓」と縦に書くのが一般的です。例えば3万円なら「金参萬圓」となります。

出典:https://eitaikuyou.com/

最近では横書き用の中袋もあるようです。その場合には「金30,000円とアラビア数字を用いても構いません。

裏には自分の住所と氏名を記載しましょう。市販されている香典袋の中袋には、記入欄が予め設けられている場合があります。その際には、欄に沿って書くようにしてください。表が縦書きの場合は裏面も縦書き、表の金額を横書にした場合には裏も横書になります。

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法事の香典袋の書き方は薄墨で書くの?中袋なしの場合や夫婦連名の場合は?

基本的な書き方は上記でご説明しましたが、中袋なしの場合や夫婦で香典を包む場合の書き方はどうなるのでしょうか?

書くときには薄墨を使うのがマナーなのでしょうか?ひとつひとつ見ていきましょう。

香典袋の書き方①薄墨を使って書く?

お葬式や通夜で香典袋の表書きを書く際には薄墨を使います。この薄墨を使うのは、悲しみの涙で墨が滲んでいますという意味だと言われています。

そのため、突然の訃報に涙が止まらないという意味を込め、四十九日より前までは薄墨を使います。

ただ四十九日以降には、予め日程も分かっていることから、薄墨ではなく濃墨(こずみ)で書いても構わないとされていますよ。先ほども書いたように、鉛筆やボールペンではなく筆ペンや毛筆で書くようにしてください。

香典袋の書き方②中袋なしの場合は?

香典袋の中には中袋なしのものも販売されています。一般的には金額が少ない時に使う、略式タイプにこの中袋なしのパターンが多いようです。厳密なルールはありませんが、慣習的には最大1万円までの金額を入れる場合に用いられます。ただし地域によっては中袋なしの香典袋が主流のところもあります。

中袋を使うと袋を「二重に重ねて使う」ことから「不幸を重ねないように」という配慮で中袋なしのものを使うようになったと言われています。

中袋なしの場合にも住所や金額を書きます。香典袋の裏面に直接住所と金額を記載しましょう。氏名は表面に記載していますので、裏面には書かなくても構いません。

出典:https://www.best-manner.com

ちなみに法事の案内状を受け取って、四十九日以降の法事に香典を持参する場合は住所の記載は不要となります。案内状を受け取っていることからも、相手方に自分の住所が伝わっているということだからです。ただし香典袋によっては、事前に記入欄が設けられているものもあります。

その際には、きちんと欄に沿って埋めるようにしましょう。中袋なしの場合にも筆や筆ペンを遣って記載します。

ただどうしても細かい字や小さな文字を書けないという場合には、住所・金額のみボールペンやサインペンを使うという方もいらっしゃるようです。できるだけ気持ちをこめて筆や筆ペンで書くようにしましょう。

表書きを濃墨で書いた場合は、裏面も濃墨で書くようにしてくださいね。基本的に香典袋に封をする必要はありません。地域によっては糊付けをして「〆」を記入する風習のところもあるようですが、それ以外は相手方に開ける手間をかけさせないためにも、しっかりした封はしないようです。

香典袋を購入した際に、封をするためのシールがついていることがありますが、必ず使わなければならないというものではありません。もしお札が落ちる心配があるなら、シールやセロハンテープで仮止めしておくなどして対策をしておきましょう。

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法事(〇回忌ごと)香典袋の書き方や種類!金額,お金の入れ方まで全て解決!まとめ

一周忌や3回忌、7回忌などの法事に持参する香典袋の書き方や種類、金額の相場やお金の入れ方などを細かく解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

法事に持参する香典袋には種類や書き方のマナーがあることが分かりました。いずれも相手方に不快な思いをさせないようにという配慮が込められています。金額の相場やお金の向き、お金の入れ方など細かくて大変かもしれませんが、相手の気持ちを思いやって失礼にあたらないようにしたいですね。

地域によって風習の違いがあり、その地域のしきたりに合った対応が求められることもあります。家族など周りに聞きながら、対応していくようにしましょう。

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